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式の招待客、それ多すぎだろ。
1998年 1月

そんなこんなで、元ダンナのばーさんの風水により、
あと3ヶ月ちょっとで式をすることになった私たちは、ちと焦った。

とりあえず、式場押さえなきゃね。
ってことは大体の人数把握しなきゃ。

というわけで、ざっくりとした人数をお互い出し合うことになった。

「私の方は、親戚と友達入れて30人くらいかな。
私たち同じ会社だから会社の人は共通してるからよかったよね。
会社の人は20人くらいかなあ?多くみても30くらいだね。で、そっちは?」

「えっとね、100人くらい」

「あ、合計で?」

「いや、俺の方だけで。あ、100超えるわ」


ひゃく?


新郎側だけで、ひゃく?
合計、160人??

まじでーーーーーーーーー!!!
ありえねーーーーーーーー!!!

なんでそんな多いわけ!?と当然の質問をしてみると

「やー俺大学までずっと野球部やってたからさ、
小学校からの仲間呼ぶと結構人数いくんだよね。
あーあと親戚っつーか、うちの田舎、なんかとなり組とかなんとかで
近所の人も呼ばなきゃいけんみたい。
やけん、俺の知らん人もいっぱいくるっぽい。」

となり組、とな・・・。

えーと、そうか、とにかく160くらいになるわけだ。
80人、多くて100人くらいかなーと思ってた私はまじびびった。

となると、俄然(がぜん)式場選びが難しくなる。
近々の日程に加えて160名収容できる会場・・・。
あるだろうか・・・。

自分で探すのがめんどくさいので、
結婚仲介所みたいなとこに行って、条件に合うところをピックアップしてもらうことに。

で、結果的には、あった。
当時でいうところのシーホークホテル。現在はJALホテル。
4/20のみどりの日。
水曜日、平日のど真ん中の祝日で、遠方から来る方には申し訳なかったけど
ばーさんの風水だからこればっかりは譲れねえ。

なんか二つの部屋をぶち抜いて大会場にするらしい・・。

つーわけで無事式場と日取りは押さえられたのでした。

でも当時は結婚式とかにあまりこだわりがなく
普通はホテルでするもんだろうなーって感じだったからよかったけど
今みたいに海外挙式とか、邸宅とかでやりたかったら
この状況はかなり泣きたい感じでしょうな。

★(私なりの)結婚式の教訓★
あまりこだわりすぎないこと。
→もしこだわりすぎてたら、式できてなかったなーたぶん。
でも式できてなかったら今頃バツイチじゃなかったかもしれん。

・・・・・・。

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| 香里菜(かりな) | 4.私と元ダンナ【結婚準備編】 | comments(1) | trackbacks(135) |
急遽決まった!式の日程
1998年 1月

そんなこんなでクリスマスに婚約指輪なんてもらっちゃった年明け、
元ダンナのご両親に新年のご挨拶にいきました。

今年もよろしくお願いしますーみたいな。
で、今年、式あげちゃおうと思ってまーす、みたいな。

そんなことを話しに行くつもりだったので
行きの車の中で、いつ結婚式するー?みたいな話しを元ダンナとしてたわけですが、

まーもう年明けてるし春は無理だよねー、
でも夏は暑いからやだよねー、
じゃあ秋ぐらいがいんじゃね?ってなって、
元ダンナはスポーツが大好きな人だったので
じゃあ10月10日体育の日とかいんじゃね?ってなって


二人は秋くらいに式をあげよっかーという気持ちでご挨拶に行きました。


元ダンナのお家について
新年のご挨拶して
今年中に式あげようと思ってますって報告したら、

それはそれはそれはそれは喜んでくれて
やーなんか私って結構幸せな嫁かもーとか思って
みんなでデレデレしてたんだけど


「で、まあ秋くらいに式挙げようかなって思ってるんだけど」


って元ダンナが言った途端、その場がしーんってなった。


あれ?なんかおかしなこといったかな?
別にへんなことないと思うけど??


困惑する私と元ダンナを前に、お義母さんが、こんなことを言い出した。


「あのねぇ・・・二人に相談があるとやけどね、
式のね、日取りのことたい。
実はおばあちゃんがね、風水に凝ってらしてからね、調べたら、
4月に式を挙げんばいけんて言われたらしかたい


で、出た・・風水。
風水で、日取りを・・・。
いや、別にいい。風水なんて信じてないけど、風水で日取りを決めるのは個人的には、構わない。

ただ。

4月・・・?えーと今1月の半ばだから
今から式場探して空いてる日見つけてそれから結納やって
マリッジリング探して新居見つけて引越しやって新婚旅行の手配して
式の段取り決めてドレス選んで出席者まとめて招待状出して・・・

ってのを全部4月までにやんなきゃいけない。
これは、無理かも・・・と思っていると、お義母さん、

「かりなちゃんたちが嫌なら無理は言わんとやけどね、無理は・・・」
「大丈夫です大丈夫です調整しますっ!!」

・・・・・。
やっべー。またやっちゃった。大丈夫とか言っちゃった。

とりあえず、両親とも相談しますということでこの案件は持ち帰った。
両親に相談してみると、母は

「でもねぇ。先方は同居もしなくていいって言ってくださってるし自由にさせてもらってるんだから
式の日取りくらい向こうのおばあちゃんの言うこと聞いたらいいじゃない」

ということだった。確かに。。
ということで、急遽式の日取りが4月に決まったのだった。

まあでも今となっては、結局離婚してしまったわけで
風水なんかアテになんねーなーと思ってしまいます。
本当に今となっては、ですが。

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| 香里菜(かりな) | 4.私と元ダンナ【結婚準備編】 | comments(0) | trackbacks(46) |
婚約指輪をいただく、の巻
1997年 12月

私と元ダンナは4月から付き合いだして、
夏にご両親と会ったりしながら、初めての冬を迎えたわけですが、
その年の12月、つまり二人にとって初めてのクリスマスに
もらったプレゼントというのが


婚 約 指 輪 で し た 。


びびる。まじびびる。
若いってコワイ、コワイよ。

付き合ってたかだか半年チョイで
結婚決めてんだもんなあああああっ!!
指輪もらってんだもんなあああああっ!!
まったくゲーノー人じゃないっての。

私的にもこのタイミングで指輪もらうなんて思ってもみなかったもんだから、
確か私は服(パーカー)を用意して
プレゼント交換にのぞみました。

いただいた物がちっこい箱だったので
あーアクセだなーってことはわかっちゃったのだけど
ケースを開けたら


0.3カラットのダイヤがキラリと輝いていて


思わずパーカーを隠して、もっといいジャケットかなにかを買いに行きたい衝動にかられてしまいました。



っていうか

えええええええええええええええええええええええ
ってカンジでしたよ。

結婚しようねーとかは日ごろから呪文のように言い合ってたけど
ほんとに指輪をもらうとは・・・

しかも「二人で見に行って一緒に選ぶ」とかではなく
いきなり渡してサプライズを狙うというドラマのような演出。

イキナリすぎてびっくりした。
でもやっぱり、嬉しかったなあ。

指輪はスタージュエリーのもので
0.35カラットのダイヤの脇に、ちーっちゃいダイヤのリングがぶら下がって付いている
すっごいかわいいデザインのものでした。(よかった)

「この大きい(ダイヤ)のが俺で、このちっちゃいのがーかりな。
こんなカンジで二人はずっと一緒ってことで」

といって指にはめてもらったんだった。
カルティエとかティファニーのエンゲージじゃないけど、
入社2年目の24歳がこの指輪を買うのはそれなりに大変だったんだろうな。

こおおおおんなに仲よくても離婚しちゃうんだから、世の中どうなるかわからんね、まじで。

しかし、かわいいデザインだったし、
私も当時は指輪にそんなこだわりもってなかったからよかったものの
これってかなり危険〜!!
もしいただいた指輪のデザインが気に入らなかったらどうしたらいいんだろう。

どうしたらっていうか対応は決まってるけど。
ありがとう、嬉しいって言うしかないのだけれど。
せっかくめったにもらえない高級な指輪をいただけるんだから
自分の好きなデザインのものが欲しいなーと思うのはダメなんでしょうかね。。

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| 香里菜(かりな) | 4.私と元ダンナ【結婚準備編】 | comments(6) | trackbacks(39) |
元ダンナの両親に会いに行く(3)
と、いうわけで
「お義父さん、彼の元カノを泣かす」事件の真相はわからないまま団欒は続いた。

私がビールをお義父さんに注いでいると
お義母さんが

「おとうさんよかったね〜。こげん美人さんにお酌ばしてもらって」

と気を使ってこんな台詞を言ってくれた。

するとお義父さん

「は?美人?どこ?」

・・・でた。キタコレ。
九州名物いじりたおし。

説明しよう。九州男児は女性を誉めるのが苦手だ。
東京の男性は考えられないかもしれないが、基本、誉めるよりいじるだ。
いじってナンボ、いじって仲良くなる、それが九州文化。
それが九州クオリティ。

ってことで「美人?どこ?」といわれた私であったが
そこはこの私。九州生まれ、福岡育ち、悪そなヤツはだいたいトモダチ。
こんないじりなんてお手のもん。

私「どこって・・・ここにおるでしょーが!」
父「どこーっ!おらーん!美人なんておらんばい!」
私「えーっ、ほらここ!見てここ、こ・こ!ね、ほら」

いや、すみません。
文章にすると全然おもしろくないですね。
文章力のなさ+二次元マジック・・・。

まぁその場は酒が入ってたっていうのとみんなが妙なテンションだったので
そのやり取りはなぜか爆笑だったのですよ。

特にお義母さんは
「お父さんにここまで言える子はめずらしかねー。お父さんも喜びよるよ」
とウケていた。

そう。
お義父さんはいじってコミュニケーションを取る、口の悪いオヤジだったのだ。
それが前の彼女には受け入れられなかったらしいのだ。


というわけで、自分で言うのもアホくさいけど、
彼のご両親にはかなり気に入られて、その日は帰った。

帰りの車の中で、彼に聞いた。
私「前の彼女ってさ、なんで泣いたの」
彼「あー。なんかウチに遊びに来ててさ、オヤジが帰ってきて
 『あ、なんか知らないおばちゃんがおる』 って言ったら、泣いた」

あーそれ?やっぱりそれ系?
お父さんのいじってコミュニケーションと口の悪さが裏目に出た系?

うーんしかし「知らないおばちゃん」って言われたくらいで泣くほうがどうかと・・・
いや、でも当時彼女は女子大生か。おばちゃんて言われたら傷つくかな・・・
やーだからっていってもいい大人なんだからそこは流せよ!
いやいや、でも初めて彼の実家に行ってそんなこと言われたらびっくりするかぁー

と私の思考はループし続けるのでした。

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| 香里菜(かりな) | 3.私と元ダンナ【恋愛編】 | comments(0) | trackbacks(10) |
元ダンナの両親に会いに行く(2)
お義父さんが、帰ってきた。

彼から聞いていたとおり、
頭はスキンヘッドで、目が大きくぎょろりとしていた。
何もきいていなかったらちょっとびっくりしてたかもだけど
事前に聞いていたので、なんとも思わなかった。

ジョギングに行くときに着るようなシャカシャカの上下を着ていて
部屋に入ると「よう」って感じで挨拶された。

そのフレンドリーな感じに、私も思わず「よう!」って返したくなってしまったが、
「お邪魔しております。私原田と申します。はじめまして」
とにっこりして頭を下げた。

オヤジはニコリともしなかった。

しなかったんだけど。

不思議と私はこのお義父さんが怖くなかった。
顔はいかついし、頭はスキンヘッドで、ニコリともしないのに、
逆にリラックスできたてような気がする。

たぶん、変に気を使われなかったからだ。
あまりにフツーに接してくれたから、私も変に緊張しなくてすんだと思う。
(でも後から聞いたらやっぱりお義父さんなりに緊張たとか。。)

義父「タカシとは同じ会社ね」
私「はいそうです」
義父「どげん仕事をしよるとね」
私「〜〜〜とか〜〜〜ていう仕事です」
義父「コイは好きね」
私「え?恋?(恋は好きですが?)」
義父「鯉たい!!」(←ちょっと不機嫌そう)
私「あ・・あーあーあーコイってアレですね鯉ですね、好きです、はい」


アレ?私。
なんかテンパって、変なこと言っちゃった?

やべー私、鯉苦手ーーーーーーーー!!!!!

酢味噌で食べるってのも苦手ーーーっ!

ででででもこの場合はこういうしかないよね。嫌いなんて言えないし。
でも、なんで急に鯉?まさか。

・・・まさか・・・。

・・・・・・・・・やっぱり・・・・・・・・・。

テーブルの上には、大盛りの鯉の洗い。

「かりなちゃんが鯉好きでよかったたい。」
ってお義母さん違うんですぅぅーーーー。
と手をあげてみたところで声に出せるはずもなし。

というわけで食べましたよ。
たぶん一生分の鯉をね、食べた。ここで。(それ以来鯉食べてないし)

正直、やっぱり苦手だった。途中で「ぅえっ」って何度もなった。
でもお茶で流しながらぱくぱく食べた。
何も知らない人が見たら、お前どんだけ鯉好きなんだってゆー食べっぷりだった。

このときは本当にへとへとになってしまったのだけれど、
食べたあとにお母さんがぽつっとこんなこと言った。

「よかったたい、かりなちゃんが鯉好きで。
おとうさん知り合いのとこにわざわざ行って一番大きいの、もらってきたんだもんね」

おとうさんは、そっぽ向いてお酒を飲んでたんだけど
なんかすごく嬉しくなって、無理してでも全部食べてよかったなって思った。(続く)

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| 香里菜(かりな) | 3.私と元ダンナ【恋愛編】 | comments(0) | trackbacks(2) |